青山商事は、透湿速乾技術「37.5テクノロジー」を取り入れたビジネススーツやコートなどの商品展開数を昨年の1.5倍に拡大し、11月1日(木)より全国の「洋服の青山」(10月末時点808店舗)およびオンラインストアで順次販売する。
11月からウォームビズがスタート。これまでは主に、保温や蓄熱の“温感対策"に焦点が当てられてきたが、近年では屋外と屋内の寒暖差や場所による温度差など、その時の環境下にあわせて順応し、快適に過ごすことのできる機能商品が求められている。
こうした流れを受けて青山商事では昨年秋に、衣服内を快適な状態に調整する透湿速乾技術「37.5テクノロジー」を取り入れたスーツ、シャツ、コートを販売、好評を得た。そこで今年は、新アイテムとしてさらにパンツを加え、昨年展開数の1.5倍となる合計12万点の商品を用意した。
「37.5テクノロジー」は、人が快適と感じる湿度37.5%、人間の中核温度37.5℃に近づけるように機能する、米国ココナ社が開発した透湿速乾技術。青山商事ではこの技術を、スーツ、シャツ、パンツの素材やコートのライナーの中綿に取り入れている。これにより、衣服内が冷えているときは温かさを確保し、暑いときは汗など水分の蒸発を促し取り除くことで、衣服内を快適な環境に保つ機能性ビジネスウェアとなっている。