米国セールスフォース・ドットコムは、2020年度第3四半期(2019年8月1日~2019年10月31日)の業績を発表。第3四半期の総売上は45億ドルで、前年比33%増、為替変動の影響を除いた場合は34%増だった。このうち、サブスクリプションおよびサポートによる売上は42.4億ドル(前年比34%増)、 プロフェッショナルサービスやそのほかによる売上は2億7,400万ドル(前年比22%増)。
セールスフォース・ドットコム会長兼共同CEOのマーク・ベニオフ氏、共同CEOのキース・ブロック氏はそれぞれ以下のようにコメントした。
「私たちは現在、5年間で売上高を2倍に増加させるペースでビジネスを進めています。Customer 360という当社の提案は、企業と顧客をあらゆる接点でより一層近づける唯一の情報源です」(マーク・ベニオフ氏)
「より多くの企業が、デジタルトランスフォーメーションにおける『信頼できるアドバイザー』として当社を位置付けていただいています。その結果、当四半期はクラウド部門および地域全般で力強い成長を達成することができました。このように、信頼に基づいた顧客との関係、継続的なイノベーション、そして驚異的なTrailblazer(トレイルブレイザー:先駆者)のエコシステムにより、私たちは将来に向けて、これまでにないほど優位な地位を確立しています」(キース・ブロック氏)