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SalesZine Day 2026 Winter

2026年1月27日(火)13時~18時40分

僕らのマネジメント論

リクルートMVPがぶつかった売れない壁。SaleSeed梶谷さんに聞く、変化を楽しむキャリアの歩み方

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 異動や組織改編、転職、ライフステージやビジネス環境の変化──。営業職をはじめ、多くのビジネスパーソンは常に変化の中にあります。キャリアステップを順調に進めている中、それまでの成功体験が通用しなくなる「売れない壁」にぶつかったら、どう振る舞うでしょうか。SaleSeedの梶谷麻衣さんは、リクルート時代にMVPを受賞するほどのトップセールスでありながら、異動や環境の変化によってスランプを経験しました。梶谷さんがいかにして「できる自分」への執着を手放し、キャリアを広げていったのか。その軌跡から、変化の激しい時代を生き抜くためのアンラーンの重要性と、チームの在り方を探ります。

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「人生を前に進めるためにはたらく」営業職への挑戦

──梶谷さんは大学で化粧品の研究をされていたそうですが、なぜ未経験の営業職、それもリクルートを目指されたのでしょうか?

きっかけは、リクルートに入社した先輩の存在でした。当時のリクルートは「3年経ったら起業したい!」「女性起業家になりたい!」という方々が大勢いて、その環境で活躍する彼女の姿にカルチャーショックを受けたんです。

私自身、私が0歳のころから母が働いていたことや、高校時代の恩師が「女性こそキャリアを前に進めるべきだ」と常々口にしていたことから、女性がキャリアを積むのは当たり前のことだと思って育ちました。そうした素地があったうえで、会社に雇われるのではなく「自分の人生を前に進めるために環境を活かす」という主体的な姿勢に惹かれ、私もリクルートを目指すようになったんです。

株式会社SaleSeed エージェントグループ マネージャー 梶谷 麻衣さん

実は先輩に再会した当時、すでに化粧品メーカーの研究職や企画職で内定をいただいていました。でも、どこかワクワクしきれない自分がいたんです。

なぜかと考えたとき、ひとりで黙々と成果を生み出すより、学生時代のチアリーディングで経験したような、仲間とひとつの目標を成し遂げる環境で本領を発揮できるタイプだと気づきました。チームで成果を出す営業職のほうが、自分の強みを活かしながら社会に良い影響を与えられるのではないかと考え、思い切って内定を辞退し、営業の道に飛び込みました。

リクルートMVPが直面した「売れない」壁

──リクルート入社後は、中途メディア事業部でクォーターMVPを受賞するなど素晴らしい実績を残されています。当時はどのような営業スタイルだったのでしょうか。

正直に申し上げると、当時は「頑張れば何でも叶う!」と自信に満ち溢れていました。3ヵ月で1,000万円という数字を上げ、社内でも評価されていましたが、今振り返れば、本質的な課題解決の提案ができていたわけではありません。お客様に「可愛がってもらう」「好きになってもらう」という、いわゆる「人間力」で売っていたんです。どこかで「これで良いのかな」という不安はありましたが、結果が出ている以上、それが自分の武器だと思い込んでいました。

──人間力も重要なスキルのひとつとは思いますが、その成功体験がのちに「壁」となったのですね。具体的にどのような変化があったのでしょうか。

転機は名古屋への異動でした。名古屋は大手の競合も多く、既存の取引をひっくり返す「リプレイス」が求められる非常に難易度の高い市場です。加えて「一見さんお断り」のような文化もある中で、東京時代に武器としていた「可愛げ」だけでは通用せず、論理的な提案による信頼構築が求められました。

しかし当時の私は、トップセールスだった自分が売れないという事実を認められませんでした。「なぜ売れないんだろう」とひとりで抱え込み、誰かに教えを乞うことも恥ずかしくてできなかったんです。今思えば、かつての成功体験をアンラーンできなかったことが、売れない壁を乗り越えられなかったいちばんの要因でした。

その後、結婚を機にリクルートを退職して東京に戻り、リクルート時代の同僚だった大矢(現SaleSeed代表)が立ち上げた人材系スタートアップ企業に入社しました。名古屋時代にぶつかった壁は克服できていませんでしたが、過去の経験を基に成果を出せたことで「やはり、私のスタイルで売れるんだ」という思いを深めてしまいました。

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「できるから任せたわけじゃない」視界が開けたひとこと

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この記事の著者

大森大祐(オオモリダイスケ)

フリーランスフォトグラファー。 日大芸術学部写真学科卒業。 雑誌「パーゴルフ」カメラマンからフリーランス。 ファッション、タレント、ホテル、ブライダル、ゴルフ、ライブ、商品撮影など。   ■個展 ・Missing Santa~行方不明のサンタ~(青山同潤会アパート) ・「...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

SalesZine編集部 高橋愛里(セールスジンヘンシュウブ タカハシアイリ)

新卒で総合情報サービス企業に入社し、求人広告の制作に携わる。2023年翔泳社入社。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://saleszine.jp/article/detail/8210 2026/04/15 07:00

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