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SalesZine Day 2026 Winter

2026年1月27日(火)13時~18時40分

イベントレポート

エンゲージメントの源泉は「双方向の恩返し」 運営×ユーザーの共創を加速させるコミュニティの在り方

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経営層が「コミュニティの熱」を感じる機会をつくる

 運営とユーザーが築いてきた共創文化により、アクション数100倍という目覚ましい成果を挙げた「Sansan User Forum」。その取り組みは現在、Sansanの事業活動にも影響を与えているという。

 コミュニティ創設当初から、契約状況とコミュニティ上のアクション数を突き合わせるなど、LTVを証明する取り組みを継続してきた。しかし一方井氏は、コミュニティの成果の多くが間接貢献である以上、数値を並べるだけではコミュニティを事業戦略のひとつに据える意思決定には至らないと指摘。コミュニティの熱量とLTVなどの定量的成果、両方に触れる機会をつくる重要性を説いた。

 この視点に基づき、「Sansan User Forum」は次のような取り組みを実施。Sansanの社内におけるコミュニティ運営の熱量を高めていった。

  • コンテンツ共創:ユーザーとともにコンテンツを企画。200名規模のワークショップにおいて「営業DX診断」を実施
  • プロダクト共創:未来の働き方を体験できる実験的な機能を提供するサービス「Sansan Labs」において、コミュニティユーザーとの共創により、5件の新規アプリをリリース
  • 全社会議への登壇:Sansanの全社会議に瀬崎氏が登壇し、Sansanおよびコミュニティの魅力を発信

 一方、瀬崎氏をはじめとするユーザー発案の取り組みとして「Sansanの日」が話題にのぼった。ユーザー同士のアンケートでSansanの魅力を集め、3月3日に一斉投稿したのだ。宮川氏は「まさに、コミュニティの主体が変わったという印象を受けた」と評価した。

コミュニティ運営者には、頑張るより楽しんでほしい

 講演の締めくくりとして、両名に今後の展望をたずねた。

 一方井氏は「Sansan User Forumをさらに盛り上げていくのはもちろん、コミュニティの可能性を広げていきたい」と意気込みを見せる。そして、Sansanの活動やコミュニティに携わる人々との交流を通して、世の中のコミュニティに対する「懇親会」や「社内サークル」という認識を変え、日本のコミュニティ領域を飛躍させたいと語った。

 瀬崎氏は「AIが浸透する時代、同じ目線を持つ仲間との信頼構築の重要度はさらに増していく。コミュニティはその鍵となる」と期待を寄せる。共創について考える前に、まずはユーザーと語り合って共感を深めること、さらにアクションの機会をつくることで、より深い関係を構築できると語った。

コミュニティ運営担当の皆さんは、頑張る姿よりも、ぜひ「笑顔」で楽しんでいる姿を見せてください。そうすることで、ユーザーも安心して楽しむことができ、コミュニティがさらに活発になっていくでしょう」(瀬崎氏)

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この記事の著者

SalesZine編集部 高橋愛里(セールスジンヘンシュウブ タカハシアイリ)

新卒で総合情報サービス企業に入社し、求人広告の制作に携わる。2023年翔泳社入社。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://saleszine.jp/article/detail/8086 2026/03/18 07:00

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