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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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SalesZine Day 2026 Winter

2026年1月27日(火)13時~18時40分

AI時代、あなたの製品はなぜ選ばれないのか? 最新調査からみる国内のBtoB購買プロセスの実態

「ステルス失注」を防ぐためのGTM戦略とは?自社独自のコマーシャル・インサイトをつくろう

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 今回は、第1回・第2回で紹介した調査結果を踏まえ、顧客がベンダーに接触する前に意思決定を進めている今、「ステルス失注」を防ぐための解決策を提案します。ここで重要となるのは、ベンダーの役割を情報の提供者から合意の形成者へと転換すること。この転換を実現するために、今回は「Go-To-Market戦略」と「ソリューション営業からの脱却」について解説します。

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第1回・2回はこちら


市場シェアNo.1になるためのGo-To-Market戦略

 Go-To-Market(GTM)戦略の基本は、勝てるセグメントを特定して、そこに競合の4倍のリソースを投入し、市場シェアを26%以上確保すること。その市場でのNo.1を目指すことです。

 候補ベンダーが3社に絞られる世界でも、市場No.1ベンダーは外されにくいという強みが持てます。また、市場シェアが高ければ、導入事例も豊富に揃えられます。そうすると、信頼できる情報源として、見つけてもらえる可能性も高くなります。

 私の提唱するGTM戦略のフレームワークには、ランチェスター戦略を組み込んでいます。

  • 局地戦の徹底:全市場をカバーできるのはGAFAMのような膨大なリソースを持つ企業のみです。それ以外は、勝てるセグメントに絞り、そこで圧倒的なシェアを奪う必要があります。
  • シェアの目標値:独走の足がかりとなる26%を最低ラインとし、首位を不動のものにする42%(トヨタの戦略水準)を目指します。

 重要なのは、勝てないセグメントは、勇気を持って捨てることです。リソースには限りがあります。最優先事項にリソースを集中投下しましょう。

 実際の戦術では、セグメントをさらにアカウント単位に分解して、優先順位を決めて攻めていきます。次のように、新規顧客/既存顧客それぞれ分解して考えてみましょう。

 新規顧客においては、開拓しないアカウントの設定も重要です。また、既存顧客についても、収益拡張の観点から優先順位を決めていきましょう。それぞれの役割が並行して、担当する分野を突き進むイメージです。 

 営業は、「アカウントマネージャー制」を引いて、特定の優先顧客とはとくに長期的な関係を作り、最初から候補ベンダーに入るようにしたいところです。

次のページ
ソリューション営業からの脱却 コマーシャル・インサイトとは

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この記事の著者

北川裕康(キタガワ ヒロヤス)

38年以上にわたりB2B ITビジネスに従事。マイクロソフト、シスコシステムズ、SAS Institute、Workdayなどのグローバル企業、およびAI inside、RevCommといった国内スタートアップにおいて、マーケティング、戦略&オペレーション等の執行役員を歴任。2023年に独立し、現在...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://saleszine.jp/article/detail/8221 2026/04/28 07:00

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