ユーソナーは、Snowflakeが提供するAIデータクラウド基盤「Snowflake Marketplace」において、ユーソナーが保有する企業データベース「LBC」の提供を開始したことを発表した。

連携の背景
ユーソナーは、日本全国の法人に対し、事業所など拠点単位で11桁の独自の管理コードを採番した企業データベースLBCを構築、管理している。商業登記簿、ウェブ上の企業情報、法人番号、業種・売上規模などさまざまな企業の属性情報を紐づけ一元的に管理している。
ユーソナーは今回、企業データベースLBCをSnowflake Marketplace上に「企業データ LBC」としてデータを提供した。これにより、Snowflakeを導入済み・導入検討中の企業は、LBCの企業データにアクセスし、分析・活用できる。
「Snowflake」利用企業とっての期待できる主な利点
コピーや移動が不要の「セキュアなアクセス」
Snowflakeの「Secure Data Sharing」機能により、自社データをSnowflake内に保有したまま、LBCのデータを直接参照・分析が可能になる。
企業属性に基づくセグメンテーション機能
業種・売上規模・資本系列などLBCの属性情報をユーソナーが別途提供するAPIなどを用いて自社の顧客データと突き合わせることで、ICP(Ideal Customer Profile)策定やターゲティングの精度向上が期待できる。
BtoBマーケティング・プロモーションの強化
CRM/MAと連携させることで、効果的な営業・マーケティング施策の構築が可能になる。
「Snowflake Marketplace」との連携で期待できる効果
Snowflake Marketplaceは、Snowflakeが提供するAIデータ共有プラットフォーム。データサイエンスやビジネスインテリジェンス、分析の専門家に対してすぐに検索できるライブデータへのシームレスなアクセスを提供することで、データの発見、アクセスおよび購入プロセスを最適化する。
Snowflakeのデータ共有技術を活用すれば、データにアクセスするための費用やデータパイプライン、データ統合の必要がなくなる。これにより顧客は時間を節約し、利用可能な最新データにスピーディーにアクセスできる。また、すでにSnowflake環境を導入している企業にとっては、連携までの導入工数を短縮できる。
