Sales Markerは、開発・提供するマルチAIエージェント「Sales Marker」について、営業活動の効率化と成果最大化を支援する新機能「シーケンス2.0」を正式にリリースした。

リリースの背景
近年、海外ではOutreach、Apollo、HubSpotといったAI Sales Automation市場が拡大している。営業チームは、メール・コール・広告といった複数チャネルを組み合わせ、AIが提案するシーケンス(接触シナリオ)を活用することで成果を高めている。
一方、日本の営業現場では個人の経験や勘に依存したアプローチが主流であり、「タイミングの見極め」「チャネルの最適化」「メッセージの属人化」といった課題が残っている。
Sales Markerは、独自のインテントデータとAIを掛け合わせ、こうした課題を解決する営業体験「シーケンス2.0」のリリースに至った。
シーケンス2.0は、シーケンス1.0で築いたアウトバウンドの自動化と効率化の基盤を土台に、柔軟性、データ活用範囲、運用効率を進化させた。営業シナリオをより自由に組み立てることができ、顧客の関心に沿ってAIが最適なシーケンスを自律的に起動するモデルへアップデートした。
同時に複数のインテントデータの設定でき、シグナルスコアでの発生条件を指定するなど、高度なシナリオ設計も実現。これにより、“営業活動の自動運転化”を可能にし、チーム全体の再現性ある成果創出を支援する。
主な特徴
1.設計したシナリオに沿って、営業アプローチが自然に動き出す

メール・コール・SNS・広告などSales Markerに実装された複数のチャネルを自由に組み合わせ、順番やタイミング(日数やアクション指定)の設定が可能。また、ターゲットや商材ごとに最適なアプローチを構築でき、再現性のあるシナリオ運用をを実現する。
2.関心の変化をAIが検知し、最適なタイミングで接点を生み出す

従来の検索インテントに加え、資金調達、広告クリック、自社HPや外部サイト訪問など、複数のインテントデータをトリガーにアクションを自動起動する。
3.顧客の“いま”に寄り添うメッセージを届けられる

「競合サービスを検索」「機能ページを閲覧」といった顧客インテントに応じ、AIが最適なメッセージ案を生成する。
4.成果データをもとに、営業活動を継続的にアップデートする

チャネル・文面ごとの成果をリアルタイムに可視化。属人的な勘や経験に依存せず、データを基盤に改善サイクルを回すことができる。
