Sansanは、インボイス管理サービス「Bill One」について、十六銀行とパートナー契約を締結したことを発表した。

契約締結の背景
人口減少や少子高齢化が進む中、中部地方では、地域経済を支える中小企業において人材確保が課題となっている。とくに岐阜県では、有効求人倍率が全国平均を上回るなど人手不足が顕著となっており、小規模企業においては深刻な経営課題のひとつとなっている(※)。このような状況において、限られたリソースで高い生産性を実現するための業務効率化が求められている。
Sansanは、インボイス管理サービスBill Oneの提供を通じて、郵送で届く紙の請求書や、メール添付のPDF形式の請求書など、さまざまな形式の請求書をオンラインで受領できる環境を提供している。紙の請求書もBill Oneが代理受領してデータ化することで、紙のやり取りの多い地方企業においてもデジタル化を可能にし、業務効率化を支援している。近年では、地域経済を支える中小企業のDX推進を加速させるため、地方の金融機関とのパートナー連携も強化している。
十六銀行は、岐阜県、愛知県を主要な営業基盤とする地域金融機関。十六フィナンシャルグループの中核企業として、DXによる業務効率化など、企業や地域が抱える課題に対するソリューションの提供に取り組んでいる。
今回、十六銀行の地域に根差した顧客ネットワークと、Sansanが培ってきたDX推進の知見を掛け合わせることで、中小企業における経理業務の効率化を支援し、地域企業の持続的な成長に貢献できると考え、パートナー契約の締結に至った。
パートナー契約の内容
- 十六銀行の取引先企業へのインボイス管理サービス「Bill One」の紹介
- Sansanが有するDXや経理業務の効率化に関する知見の共有