ユーソナーは、コンカーにおける経営戦略プラットフォーム「プランソナー」の導入事例を公開した。
同事例では、マーケティング本部セールスディベロップメント部 ディレクター 櫻井 由香氏および同部第二グループシニアマネージャー 山崎 康行氏らに、ユーソナーの経営戦略プラットフォーム プランソナーの導入により、インテントデータを活用してインサイドセールス営業を効率した様子をたずねた。
導入の背景

コンカーは、出張・経費管理クラウド SAP Concur[YS3]の日本法人。大企業や中堅企業を中心とした全国の法人向け提案を推進する中で、マーケティング活動において次のような課題を抱えていた。
- 展示会やセミナーで得た名刺などの接点情報の法人名寄せに、手間がかかっていた
- インサイドセールスで、中堅中小企業のリードに業界・業種の情報が乏しく、判断に時間がかかる
- インテントデータを参考に、どのようなサービスを検討中か、アプローチ前に仮説を立て提案したい
これらの課題を解決するために、ユーソナーの企業データベースを搭載した経営戦略プラットフォーム「プランソナー」を導入した。
導入による効果
法人名寄せ業務の効率化、作業時間を10分の1に削減
展示会やセミナーで獲得した名刺などの接点情報を法人単位で名寄せし管理する作業は、導入前は手作業で行っていた。ユーソナーの企業データベースと常時連携することで、法人番号の自動付与が可能となり、作業時間がおよそ10分の1以下に削減された。
インサイドセールスを効率化
リード情報に対して正確な法人情報を付与できるようになり、業界・業種の判定がスムーズになった。ユーソナーが独自でラベル付けを行った、企業の定性的な属性である「ストーリー」をもとにターゲットリストの作成を実現。インテントデータをもとに、見込み顧客のニーズが発生したタイミングをとらえ、仮説を立てたうえでの戦略的なアプローチが実現した。