マツリカは、提供する営業DXプラットフォーム「Mazrica」が、スポーツ品の製造および販売、スポーツ施設の運営、各種スクール事業を展開し、日常生活にもスポーツの価値を活用した商品やサービスの開発を進めている総合スポーツ用品メーカー、ミズノに導入されたことを発表した。
ミズノでは卸営業を中心に行ってきたが、ビジネス環境がさまざまに変化する中、現在は顧客に自社商品の価値を直接伝えるダイレクト営業の強化に取り組んでいる。
ダイレクト営業では、まだ営業用システムが整備途中だったため、卸営業で用いる社内システムを部分的に活用し、さまざまなシステムをつなぎ合わせたシステム環境でプロセス管理を行っていた。そのため、作業や記録を行う場所が1ヵ所に統一されず、システムを行き来しなければならない非効率さに課題を感じていた。また、商談を通じて得た情報が散在してしまうことも課題のひとつだった。
今回、情報が蓄積されることで非効率な作業がなくなることと、さまざまな指標を管理できることを目的にMazrica Salesの導入に至った。
Mazrica Sales導入後、現場の担当者にデータの価値を示すため、レポート作成やデータ分析ができる「Mazrica BI」のテスト展開を行うなど、さまざまな現場の活用の活性化を目的とした取り組みが行われている。