コロナウイルスで激変した働き方に対応する方法
ほとんどの会社は働き方改革によって自由に残業できなくなった。またコロナウイルスの影響で、自宅で仕事をしたり、テレワークをしたりする人も多くなった。働き方が一気に変わったため戸惑っている人も多いだろう。
流れについていくために働き方のノウハウを学んだり、最新のツールの使い方をマスターしたりしてもいい。知識を増やして損はない。ただし、その前にやってほしいことがある。灯台下暗しで、身近過ぎて見逃している方法だ。
それは「やることリスト」である。「知っているけどやっていない」ノウハウに代表されるひとつなのだが、実はこれがもっともかんたんでダイレクトに効果がある方法なのだ。やることリストについて十分に知っているという方もぜひ本記事を参考にしてみてほしい。
現在、私は営業研修のほかに働き方についての研修をしている。
その際、 参加者に「やることリストを知っていますか?」と聞くとほぼ全員が手を上げる。さらに「やることリストを使うと効率的に仕事ができると思いますか?」という質問に対してもほぼ全員が手を上げる。やることリストの効果は誰しも理解しているのだ。
しかし「では実行している人は手を挙げてください」と聞くと途端に手は上がらない。ときには1割以下になることも。まさに効果があるのは十分承知なのにもかかわらず、やっていないノウハウだと言える。これをやらない手はない。