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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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「Must have」な組織を目指せ!成果起点の育成手法セールス・イネーブルメント構築に必要な考え方

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日本における従来方式の育成が抱える問題点

 日本における社員育成の課題について、山下氏は「新入社員や階層別研修などを人事部門がやっていることが多い。外部もサポートを行うが自社主導で、実際にはOJTが中心の場合がほとんど。育成投資はひとりあたり3~5万で、時間は年間10時間以下。また、効果検証は具体的ではなく、アンケートやテストが一般的で、分析まではできていない」と分析する。

 とくに、実際にトレーニングを実施した場合にも、実際の業務に生かせないことや、OJTゆえに具体的な効果検証ができない点なども、課題として挙げられた。セールス・イネーブルメントのポイントはその「効果検証」であり、そのサイクルを設計するのが重要だという。

 「たとえば、新規領域の売上が必要なのか、案件数が必要なのか、既存領域で維持拡大できたのか、そこを定める必要があります。それによって期待行動が変わってくる。そのためには知識やスキルが必要になり、そこを連動させるのがイネーブルメントの最初の発想として非常に重要になります。その定義さえできれば、営業が知識を習得できたのか、結果的にKPIが変わったのかなどをチェックすることができるようになり、PDCAサイクルが回り始めます」(山下氏)

 

 なお、このサイクルがうまく回らない場合、原因はトレーニングの内容だけとは限らない。山下氏は、ミクロ視点とマクロ視点の両方が重要だと強調した。具体的に、ミクロの視点としては、「何を成果とするのかを定量・定性的に求められるか」「現場で役立つ内容なのか」「マネージャーが内容を把握しているか」などがカギになる。一方、マクロ視点では、「営業や企画、人事など部門間の連携ができているのか」どうかが課題となる。

 

 具体的には、営業プロセスの再構築や、ツールの整備、マネージャーのコーチングなどをまとめて実行する必要がある。そのうえで、重要になるのは人事や営業推進やマーケティングなどのノウハウを必要に応じて、共有することだという。

 なお、社員に新しいスキルを習得させるためには、学習と実践が欠かせない。この実践に関しては、「コーチング」が有効なアプローチになり、習得スピードに影響する、と同氏は述べる。また、要領よく動ける人材には、成績に応じてツールやナレッジによってサポートするのが効率的だという。

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育成テーマ・KPIをどう設定する?SFAを活用し、専任人材を

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この記事の著者

井上晃(イノウエアキラ)

ITライター・エディター。モバイル業界を中心に取材し、IoTやロボットなどを含め、多岐にわたるテーマの記事を雑誌やWebメディアで執筆。雑誌・ムックの編集にも携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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