NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューションは提供するSMS送信サービス「空電プッシュ」がA2P-SMS国内法人市場(国内法人から消費者にメッセージを送信する(Application to Person)市場)において、2016年度~2018年度の3ヵ年連続でマーケットシェア1位を獲得したことを発表。この結果は、市場調査リポート「ミックITリポート9月号:A2P-SMS市場、国内法人は高成長継続・海外法人は驚異的成長後失速」(ミック経済研究所)により明らかになった。
「空電プッシュ」は、SMSを利用して携帯電話番号のみでに一斉にメッセージを送信できるASPサービス。「DM、メール、電話で顧客と連絡をとろうとしているが、なかなかとれない」「郵送代、電話代など連絡にかかる費用を削減したい」というニーズを解決する。
SMS送信サービス市場は2016年度1.7億通、2017年度2.8億通、2018年度4.7億通と伸びており、2018年度から2023年度までの年平均成長率は46.7%と見込まれている。現在および今後の高成長の要因は下記だという。
- 成長期に入ったばかりの市場で利用法人数がまだ少なく普及率が2.8%と低いこと
- A2P-SMSの利用量が2018年度で1端末あたり配信数2.7通/年と少ないこと
- 携帯番号を本人認証機能としてカジュアルに利用できること
- 用途が本人認証、業務連絡、督促、プロモーションと幅広く、新たな用途開拓も可能なこと
- DMやEメールと比べて到達率と開封・閲覧率が高く、情報認知効果が高いこと
- 郵便料金やコールセンターからの電話料金(含む人件費)と比べてコストが格段に安いこと
「空電プッシュ」の強みは、NTTグループとしての高セキュリティ(携帯3キャリア直接接続、FISC安全対策基準準拠など)ならびに高品質(98%以上の到達率、誤送信防止機能、24時間365日有人監視・有人受付など)をベースとした信頼性。金融業・情報サービスの領域では、とくに高い評価となっており同2業界では50%を超えるシェアとなっている。