Sales Markerは、元Dellエンタープライズ営業本部部長の堤田 浩士氏がエンタープライズセールス本部の責任者に就任したことを発表した。

参画の背景
Sales Markerは、「企業の営業を“インテント(意図)”から変革する」ことをミッションに掲げ、“IX(インテントトランスフォーメーション)の実現“を推進している。
昨今、国内のBtoB市場では、データ活用やAI導入を通じた営業変革へのニーズが高まっており、とくに大手企業では、組織横断での営業最適化や新たな営業モデルの確立が求められている。
こうした顧客ニーズに応えるため、Sales Markerはエンタープライズ営業領域において豊富な経験を持つ堤田 浩士氏を新たに迎えた。DellやSAP、アクセンチュアなど、世界を代表するグローバルリーディングカンパニーで長年にわたり大手法人営業を牽引してきた堤田氏の参画により、エンタープライズビジネス領域での戦略的なアカウント営業を実現し、事業基盤を一層強化する。
今後の展望
堤田氏のグローバル大手で培った経験と実績をもとに、エンタープライズ領域において「戦略的アカウントプランニング」「顧客意図の可視化」「営業におけるデータドリブンの高度化」の3つを柱に、組織のさらなる強化と顧客企業の事業成長を支援する。
大手企業のように複雑で多層的な意思決定構造を持つ組織では、従来型の営業スタイルでは顧客課題の本質的な解決が難しくなっている。こうした背景を踏まえ、Sales MarkerはインテントデータとAIエージェントを基盤としたアカウントプランニング「アカウント・インテントセールス」と営業モデルの体系化を推進。顧客企業が“今、求めている価値”を正確に捉え、最適なタイミングで的確な提案を行えるよう支援する。
また、堤田氏が持つアカウント営業・事業マネジメント・エコシステム構築の経験を活かし、企業の営業プロセス全体を最適化する新機能の構想・開発にも着手。顧客起点の営業変革を共創し、日本のエンタープライズ営業における新たなモデルケースの創出を目指す。
堤田氏について
略歴
IT業界で30年以上にわたり、ソフトウェア・ハードウェア・クラウド・SIなど多様な領域でエンタープライズビジネスの立ち上げとセールス組織のアカウント営業基盤の構築を牽引。常に「お客様のトラステッド・アドバイザーでありたい」という信念のもと、長期的なパートナーシップを重視したリレーションビジネスを展開してきた。
デル(現:デルテクノロジーズ)では、エンタープライズ営業本部部長として、エンタープライズビジネス部門の立ち上げに従事し、APACマネージャーゴールドアワードを受賞。その後、SAPジャパン株式会社にてチャネル部門のディレクターとしてエコシステムビジネスの拡大に貢献。アクセンチュアでは、製造・流通セクターのリセール部門をリード。その他複数の外資系ITベンダーのセールスマネジメントとしてキャリアを積む。
2025年10月、グローバル大手でのエンタープライズセールス部門や新規事業立ち上げの豊富な経験を活かし、Sales Markerに参画。大手企業向けの事業拡大とプロダクトのさらなる価値向上を推進する。
就任コメント
このたびSales Markerの一員として加わることができ、大変うれしく思っています。同社が持つ圧倒的なモメンタムと、インテントビジネスで市場を変革しようとする強い意思に、心を揺さぶられました。これまで培ってきたアカウントセールス、ビジネスマネジメント、エコシステム構築の経験を最大限に活かし、お客様の事業成長と課題解決に貢献してまいります。また、営業組織や事業成長を支える仕組みづくりを通じて、お客様とチーム双方の価値の最大化を目指します。
