システム利活用を通して企業のDX推進を支援するテックタッチは、大手企業向けのオーダーメイドAIプラットフォーム「Techtouch AI」をリリースすることを発表した。
サービス開発の背景
テックタッチが実施した大企業従業員を対象とした生成AI活用実態調査によると、職場で生成AIを活用できている従業員はわずか約1割にとどまり、8割の企業が生成AIの活用に課題を感じていることが明らかになった(※)。主な課題としては、「どのように活用するのかがわからない」「AIの生成結果が意図通りでない」などがあげられ、これらの課題は全体の約半数を占めていた。
AI活用を成功させるためには、各社の業務を理解したうえで適切な活用内容を決定し、社内データを適切に抽出する必要がある。さらに、技術的な知見も必要とされる。
テックタッチは、これらの課題を解決し、各社の従業員が業務でストレスなくAIを活用できる環境を構築することで、AIによる生産性向上や事業創造を可能にできる未来を目指し、このたび、オーダーメイドAIプラットフォーム「Techtouch AI」のリリースに至った。
「Techtouch AI」について
Techtouch AIは、AI機能に加え、UI/UXをカスタマイズすることによって、ユーザーが適切な情報を呼び出せる機構を一気通貫で構築することが可能になる。
2024年3月にリリースした「Techtouch AI Hub」は、ウェブブラウザや業務システム上にシームレスに生成AIを組み込むことができるソリューションだった。今回リリースする「Techtouch AI」は、システム活用にとどまらず、「社内にたまった有象無象の情報をどう活用していくか」という観点で、営業・マーケティング・バックオフィス業務など、幅広い業務領域におけるAI活用を支援する。