Yoomは、ChatGPTを活用したAIナレッジベース「Yoomナレッジ」について、GmailとOutlook上で、メールの文面作成を自動化する新機能をリリースしたことを発表した。
新機能概要
Yoomナレッジでは、Google Drive、SharePoint、Notion、ZendeskなどのさまざまなSaaSツールや規定類などの社内ドキュメントから情報を自動的に集約し、AIを用いて社内のナレッジを検索することができる。
今回のアップデートでは、GmailやOutlook上で受信したメールに対して、AIがYoomナレッジ内に蓄積された社内のナレッジを検索し、メールの返信文を自動で生成する機能を追加。これにより、カスタマーサポート・営業部門における顧客へのメール返信や、バックオフィス部門へ寄せられる社内からの問い合わせに対する返信など、さまざまな部門や用途で利用が可能になる。
Yoomナレッジは生成AIを活用することで、メール応答にかかる時間を短縮し、従業員がより本質的な業務に集中できる環境の実現を支援する。
ナレッジオートメーション「Yoomナレッジ」
Yoomナレッジは、企業が保有する情報を活用するためのAIナレッジベース。20以上のデータソースから情報を集約し、従業員が必要とする情報を提供することで、企業の生産性向上と情報共有の効率化を図る。
- 社内の情報を自動で集約
Slackなどのチャットツール内での会話情報、PDFなどのドキュメント、Notion内の記事など、さまざまなデータソースから社内の情報を自動的に集約する。
- 情報を精査し、ナレッジを自動生成
集約した情報をAIが自動的に精査し、ナレッジベースに登録するコンテンツを自動的に生成する。
- ChatGPTを用いた対話形式での検索
対話形式でナレッジを検索し、関連するナレッジとともにAIが回答する。