サイボウズは、エン・ジャパンが新たに提供するDX人材育成支援サービス「エンSXリスキリング」に「kintone(キントーン)」が採択されたことを発表した。また、2023年6月19日より、エン・ジャパンがサイボウズオフィシャルパートナーとして同サービスを開始することも合わせて発表した。
「エンSXリスキリング」の概要
エン・ジャパンは2021年より、中堅・中小企業向けにセールストランスフォーメーション(SX)を支援する事業「エンSX」を立ち上げた。今回、同事業の一環として、DX人材の育成支援をするための新サービス「エンSXリスキリング」を開始した。
「エンSXリスキリング」では、同サービス利用企業に対して、適性検査を用いた科学的根拠にもとづくDX人材発掘やkintoneなどのノーコードツールを用いた業務改善を通じ、DX人材育成・推進における伴走支援を行う。
両社からのコメント
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エン・ジャパン株式会社 『エンSX』事業責任者 野田勇次郎氏
『エンSX』は、エン・ジャパンにて体系化された生産性向上・セールスメソッドを企業に提供し、業績向上をするために2021年4月に立ち上げた事業です。これまで多くのベンチャー企業や中堅・中小企業の生産性支援を行なってまいりましたが、多くの経営者が業務効率化・生産性向上に悩まれており、「DX人材がいない」「足りない」という壁に直面していました。
そこで今回、エン・ジャパンは『エンSX』リスキリングの提供を開始します。DX推進が日本全体のトレンドの中で、多くの企業が外部採用だけでは人材は集まらず苦戦をしています。実は、エン・ジャパンも同じ状況でした。そこで当社では、文系やIT未経験者でも扱える、サイボウズが提供するノーコードツール『kintone』を活用し、現場を知る自社の社員から「DX人材」を自ら体系的に発掘し、未経験から育成(リスキリング)をすることに成功。結果、事業は4年で5倍に成長いたしました。この成長の過程で蓄積した“リスキリング”に関するノウハウを、惜しみなく、そのまま提供することで、より多くの企業の成長に貢献していきたいと考えております。
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サイボウズ株式会社 執行役員 営業本部長 兼 事業戦略室長 栗山圭太氏
エン・ジャパンは、kintoneユーザーとして社内DX推進の経験やノウハウを活かし、2022年にはkintoneのエンタープライズ企業向けユーザー会「kintone Enterprise Circle(通称:EPC)」で2代目会長を務めていただきました。
サイボウズは、ご活躍の幅を広げるエン・ジャパンが、kintoneを活用した新サービス「エンSXリスキリング」を開始することを心より歓迎いたします。なお、本件を契機にエン・ジャパンをサイボウズオフィシャルパートナーとして認定するとともに、さらなる躍進を期待しております。
今後ともサイボウズは、多種多様な企業や組織がkintoneのご利用のみならず、kintoneを活用した新たなビジネスを創出し、さらなるkintoneのエコシステム拡大に繋がることを歓迎いたします。