ユーザベースは、同社が提供する経済情報プラットフォーム「SPEEDA」において、APAC地域企業のIR情報配信サービス「SCRIPTS Asia」との業務提携および「決算説明会等のIRイベントの議事録書き起こし」機能の提供開始を発表した。
IRイベント書き起こし機能では、決算説明会等におけるアナリストやメディアとの質疑応答の書き起こしレポートを閲覧可能。同機能により、企業分析がより迅速に、幅広く行えるようになる。今回のアップデートで日本企業1,000社以上の決算情報を格納し、今後は順次、対象範囲の拡充を進める予定。
Scripts Asia社CEO エリック・アボット氏のコメント
SCRIPTS Asiaは、SPEEDAとの新たなパートナーシップに大変期待しており、業界随一のカバレッジを誇る日本企業のIRイベント情報を、SPEEDAプラットフォームご利用のお客様にお届けできることを大変嬉しく思います。
SCRIPTS AsiaとSPEEDAが手を組むことにより、企業イベントをモニターし、分析するための強力なソリューションをご提供できるようになります。
ユーザベース グループ執行役員 事業開発担当 太田智之氏のコメント
Script Asiaは、言語障壁や地域的要因により欧米に比べて遅れているアジア地域のコーポレート・ディスクロージャーを支援するサービスを提供されております。変化にスピーディに適応する経営を広めることを目指す当社のSPEEDA事業において、Script Asiaと今回の提携にいたったこと、非常に嬉しく思っております。
今回のScript Asiaとの提携では、まずは同社がカバーする日本企業の決算書き下ろし等のコンテンツをSPEEDA上で配信してまいります。これにより、今までは主に投資家や証券会社のセルサイドアナリストのみを対象としていた日本企業の決算発表等のIRイベントに、SPEEDAユーザーは誰もがアクセスできるようになります。
また、企業の経営者が生の言葉で話されるIRイベントは、決算という財務情報の裏にある定性的な情報を知る場でもあります。Script AsiaのコンテンツをSPEEDAが提供するさまざまな企業分析機能と合わせることで、より深く、早く事業環境を定性・定量の両面から分析することが可能となります。是非、Script AsiaのコンテンツをSPEEDA上でご活用ください。