オープンルームは、クラウド物件提案やAI-OCRなど業務の自動化ツールを備え、オンラインでの不動産仲介営業を可能にするクラウド型営業支援SaaS「フォレストPRO」を、三井住友トラスト不動産が導入したことを発表した。
不動産仲介では紙やFAX、メール等のツールを用いる業務が多く、業務の効率化やデジタル化が課題であった。 オープンルームが開発・提供するクラウド型営業支援SaaS「フォレスト」は、従来のツールをクラウドに置き換えることでデジタル化し、手作業で行われてきた業務の一部をAIによって自動化することで業務効率化を実現。不動産仲介における顧客との営業体験の向上を目指してきた。
今回、三井住友トラスト不動産による営業活動全般を担う業務インフラとして、国内74店舗と営業部門を対象に「フォレストPRO」を導入。仲介営業の業務効率化とDX化をサポートする。
三井住友トラスト不動産からのコメント
三井住友トラスト不動産では、社会全般におけるIT・DXの大きな進展中において、デジタル体制の整備が急務となっていました。また新型コロナウイルスの感染拡大により、リモートによる非対面での営業を求められるお客様も多く、これらの課題に対応できるサービスを求めていました。
係る中、自動で帯替えを行い、地図上に物件がプロットされ、お客様へわかりやすい資料としてご案内できるフォレストに魅力を感じ、導入を決めました。実際に紹介活動を行った結果、当初の予想通り、単純な作業の自動化による業務効率化という成果を得るとともに、過去の紹介物件から現在の紹介物件までお客様のコメントも含めた一連の流れを一括管理できることにより、物件紹介ツールとして、当社営業職から支持を得ております。お客様としても、今までのメールでの紹介と比較して、地図上に複数の登録物件がプロットされ近隣施設との位置関係が把握しやすくなり、検討物件の比較がしやすくなったと意見を頂いています。