Xpotential、新経営体制を発表　新社長にキーエンス出身の下村氏が就任、創業者の山下氏は会長に

　Xpotentialは、経営体制の強化と事業成長の加速を目的に、新社長に下村諒氏が就任したことを発表した。

新体制の背景

　Xpotentialは、創業以来、大手の顧客を中心にコンサルティングおよびAIによるセールス・イネーブルメントの導入を通じて成長してきた。同社は、今後も事業拡大を戦略的に図るため、代表取締役社長として下村諒氏を新たに迎え、代表取締役会長の山下貴宏氏とのふたり代表取締役による経営体制へと移行する。

　下村氏は、グローバル企業であるキーエンスにて高い営業成績を収め、本社販促部門にて国内および海外のマーケティング施策をリードしてきた。その後、特殊冷凍スタートアップのデイブレイクにて取締役COOに就任し、メーカー事業をゼロから立ち上げた。今後は、下村氏の社長就任に伴い、新サービスならびに組織拡大を推進するとともに、経営チームが持つ専門性を最大限に活かし、顧客への価値提供を進化させる。

　代表取締役会長に就任する山下氏は、イネーブルメント分野の日本での第一人者として、イネーブルメント市場のさらなる拡大、顧客およびパートナー企業との戦略的な関係構築を推進し、一層の事業拡大を目指す。

代表取締役の異動（2025年2月1日付）

代表取締役プロフィール

代表取締役会長　山下貴宏氏

　法政大学卒業。日本ヒューレット・パッカード、船井総合研究所、マーサー・ジャパン、セールスフォース・ドットコム Sales Enablement本部長を経て、2019年R-Square & Companyを創業（2024年1月に社名を変更）し代表取締役社長兼CEOに就任。2025年2月より現職。

代表取締役社長　下村諒氏

　横浜国立大学卒。新卒でキーエンス入社。キーエンスにてセールス、グループリーダーを経て、本社販促グループに配属。国内および海外マーケティングにおける分析・企画立案・戦略設計・構築・実行などを担当。その後、特殊冷凍スタートアップのデイブレイクにて取締役COOに就任し、特殊冷凍機のメーカー事業をゼロから立ち上げる。その後起業し、レベニューイネーブルメントを主軸とするコンサルティングサービスをスタートアップから上場企業に提供。2025年2月より現職。