ユームテクノロジージャパンが個人向けの金融商品を販売している営業パーソン103名を対象に「金融商品の営業」に関する実態調査を実施した。
金融商品の営業の際、94.2%の営業パーソンが「難しさ」を実感
「あなたは、金融商品の営業をする中で営業の難しさを感じることはありますか」と尋ねると、「非常に感じる」が60.2%、「やや感じる」が34.0%という結果に。
難しさを感じる点、「商品説明が難しい」「商品知識が足りない」の声
「Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方にお聞きします。営業のどのような点で難しさを感じますか」という問いでは、「商品説明が難しい」が52.6%、「商品知識が足りない」が41.2%、「ヒアリング力が不足している」が29.9%という結果に。
「法律がどんどん変わって難しい」「顧客のリテラシー不足」の声も
「Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答し、かつQ3で「わからない」以外を回答した方にお聞きします。Q2で回答した以外に、理由があれば教えてください」という設問では、「法律がどんどん変わって難しい」「ニーズ喚起が難しい」など48件の回答が得られた。
約半数が「(学ぶ場が)整っていない」と回答
「現在、営業力を向上させるための「学ぶ場」は整っていると思いますか」と尋ねると、「あまり整っていない」が40.8%、「まったく整っていない」が8.7%という結果に。
約4人に1人が「自身の営業力を向上させる取り組み」を行えておらず
「自身の営業力を向上させる具体的な取り組みを行っていますか。もっとも当てはまるものを教えてください」という設問では、「毎日行っている」が9.7%、「週に数回行っている」が13.6%という結果に。
営業力向上のため「商品知識や営業方法について学ぶ場」が必要
「営業力を向上させるために、商品知識や営業方法について学ぶ場は必要だと思いますか」と尋ねると、「とても必要」が60.2%、「やや必要」が31.1%であった。
調査概要
- 調査期間:2021年1月5日~1月6日
- 有効回答:現在個人向けの金融商品を販売している営業パーソン103名