電通と、国内電通グループ5社は、BtoBビジネスにおける課題解決に特化したソリューションを提供・開発する横断組織「電通B2Bイニシアティブ」を発足した。
各社が持つBtoBノウハウを結集させることで、顧客企業の事業戦略コンサルティングからマーケティング、ブランディング、各種DXツール導入・運用とそのための組織体制支援まで、BtoB領域におけるさまざまな課題解決をシームレスに行うことが可能になる。これにより、コロナ禍で急激に需要が顕在化したBtoBマーケティングDXを統合的に支援していく。
デジタル普及やコロナ禍により、BtoB企業の取引先の情報取得の環境は大きく変化し、非対面営業が急増している。この変化とともに、デマンドジェネレーションなど、BtoB事業のマーケティングDXへのニーズが急速に高まっている。一方で、DXツールを導入することが目的となってしまい、営業支援という本来の目的が達成できないという課題も顕在化。DXツールをただ導入するのではなく、営業支援のためのマーケティングの在り方、事業戦略の見直しが必要不可欠になってきている状況にある。
こうしたBtoB事業課題に応えるべく、「電通B2Bイニシアティブ」は国内電通グループ6社から、100社以上のBtoBマーケティング支援実績、事業コンサルティング実績、経営・事業戦略支援実績を持つ者、そして外部の有識者との積極的な連携など、BtoBの専門スキルを有した幅広いメンバーで組織を構成。従来の広告コミュニケーションの枠を超えたさまざまな課題解決を統合的に提供していく。