リクシィが、BtoC営業DXに関する特設ページを公開にともない、BtoC営業の業務における実情調査の結果を公開した。
営業DX「取り組んでいる」は47% 推進企業の8割以上が「定着しきっていない」
勤務先の営業DX推進度合いを尋ねる設問では、「取り組んでいる」旨の回答は計47%で、「取り組んでおり、なおかつ定着が見られた」旨の回答に絞ると35.9%。なお、「推進している」と回答した企業のうち、85.3%が定着しきっていない状況にあることがうかがえる結果に。
なお、営業DXが推進されていない理由を尋ねる設問では、「業務変革に対して保守的である」が39.1%ともっとも多く、次いで34.8%の「ITリテラシーをもった人材が不足している」が挙げられた。そのほかにも、「経営陣が現場の課題感を把握していない」が24.3%と、現場と経営層が抱く課題感のギャップにも言及されていた。
営業DXへの期待「不要な業務の効率化」「顧客追跡の効率化」が約8割
営業DXに期待することを尋ねる設問では、「不要な業務の効率化」が79.4%ともっとも多く、次いで「トレース(顧客追跡)の効率化」が77%、「潜在顧客の顕在化」が74.8%、「製品・サービスの付加価値向上」が70.3%と続いた。
調査概要
- 調査対象:BtoC営業に従事する20~30代の男女
- 調査期間: 2021年4月30日~2021年5月7日
- 有効回答者数:286名