串カツ田中ホールディングス(以下、串カツ田中)は、モビルスが提供するAI電話自動応答システム「mobiVoice」の導入により、月に約800件の代表電話などの一時対応自動化を実現し、電話対応に費やすコストを約40%削減した。
串カツ田中は、出店誘致など営業関連の電話が多くあり、一日30~50件代表番号宛てに電話がかかってくる状態であった。こうした代表電話を対応する総務課は、多岐にわたる業務を少人数で担っていることもあり、今回の電話対応効率化が検討された。加えて、コロナ禍において感染防止対策と業務継続の両立をするための対策のひとつとして、代表電話と人事課宛ての電話の一次対応をAIで自動化するmobiVoiceの導入に至った。
主な活用方法
運用の流れ
- 代表電話・人事課宛ての電話は、24時間mobiVoiceに自動で転送。
- 電話番号ごとに異なる自動応答シナリオが稼働。自動でヒアリングを行う。
- ヒアリングした内容は自動でテキスト化され、mobiVoiceの管理画面上に履歴が残る。なお、発話内容の聞き返し・テキスト編集も可能。
- mobiVoiceで対応した履歴は、問い合わせ窓口担当者へメールで自動送付。
- 内容を確認し、必要に応じて担当者が折り返し対応。
自動応答シナリオイメージ
導入成果
- 代表電話、人事課の電話一次対応を月に約800件自動化
- 電話対応にかかる人件費を40%コスト削減
- 在宅勤務可能な体制を構築
- 採用活動のオンライン化を推進
- 電話対応の業務効率化による、業務全体の生産性向上