Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のデータ統合機能「Sansan Data Hub」が、MicrosoftのAzure Marketplace上で公開されたことを発表した。
働き方改革や、新型コロナウイルスの感染拡大にともなうニューノーマルな働き方への移行にあたり、企業のDXは喫緊の課題として挙げられている。一方で、DXを行う上で必要不可欠なデジタルデータの蓄積に苦慮する企業も少なくない。「Sansan」のデータ統合機能である、Sansan Data Hubは、名刺を入り口に、社内に散在する顧客データの名寄せ・リッチ化を行う。同社はより多くの企業のDX化支援を目的に、Microsoft Azure Marketplace上での公開に至った。
Sansan Data Hubの機能概要
名寄せエンジン
人物単位で一元管理し、最新化することで、データ統合作業の簡潔化を支援する。
属性情報の付与・データのリッチ化
企業情報・人物情報にさまざまな属性情報を付与することで分析の多角化を促進し、マーケティングや営業活動の加速を図る。
企業情報の継続的なアップデート
名刺、帝国データバンク、登記情報から正確かつ最新の企業情報へ正規化し、常にデータをクレンジングする。