ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「リモートワークに関する実態調査」の結果を発表した。
調査結果の主な概要は、下記のとおり。
約2割に、リモートワークの経験
リモートワークの経験がある人の割合は21.0%。業種別に見てみると、「マスコミ・広告・デザイン」がもっとも多く(50.0%)、次いで「環境・エネルギー」(41.7%)、「IT・通信・インターネット」(37.3%)だった。
リモートワークに賛成する理由は、「通勤時間の短縮」
リモートワークに「賛成」する人は50.3%、「反対」する人は6.4%、「どちらとも言えない」と答えた人は39.7%だった。賛成する人の理由は、「通勤時間の短縮」がもっとも多く(63.9%)、次いで「通勤に伴う費用の削減」(48.1%)、「ストレスの軽減」(47.1%)だった。※複数回答あり
リモートワークの課題は、「業務実態の管理がしづらい」
リモートワークに反対する人の理由は、もっとも多く人から挙がったのは「業務実態の管理がしづらい」(43.4%)、次いで「コミュニケーションがしづらい」(35.8%)、「リモートワークのための部屋や通信機器など、環境がない」(30.2%)だった。
約7割が、「緊急時のリモートワークに賛成」
社会的な情勢の変化といった理由により、「緊急時にリモートワーク」となることについて、「賛成」する人は69.3%、「どちらとも言えない」人は26.5%、「反対」する人は2.3%だった。
6割以上が、「リモートワーク導入を発表した企業に対して、印象が良くなった」
直近3カ月の間に、「緊急時対応として、リモートワークを導入、または推奨を発表した」企業を「知っている」人は43.7%。そのうち、62.9%の人が導入企業に対する「印象が良くなった」と回答。一方、「どちらとも言えない」と答えた人は35.5%だった。
4割以上が、「リモートワークは企業を選ぶ決め手になる」
リモートワーク制度の有無が、その企業で働く決め手となるかを聞いたところ、16.9%が「そう思う」、28.2%が「どちらかというと、そう思う」と答え、45.1%が好意的な要因になると考えていることがわかった。一方、33.0%が「どちらとも言えない」、12.0%が「どちらかというと、そう思わない」、9.9%が「そう思わない」と回答した。
調査概要
- 調査名:リモートワークに関する実態調査
- 調査期間:3月23日(月)~3月27日(金)
- 調査対象:会社員である20歳から59歳の男女1,065名