IT顧問化協会は、10分で自社のIT活用状況と課題を見える化できる中小企業向け「IT活用適正診断」の提供を開始する。
同サービスは、用意された設問へ回答すると、人事、経理、業務、営業、マーケティングの5項目において自社のITツールの活用度合いや導入環境が分析され、レーダーチャートでレポートされる。
さらに、得られた診断結果について、同協会が認定したIT活用を推進できる専門家(eCIOメンバー)より、無料で提案・相談を受けることができる。
2018年の中小企業白書によると、中小企業におけるITツールごとの利活用状況で「十分に活用している」と回答した割合は55%にとどまる。
同サービスは中小企業がIT化をすすめるうえでの3つの課題「コストが負担できない」「導入の効果が分からない、評価できない」「従業員がITを使いこなせない」を見える化し経営層に実感してもらい、デジタル化を具体的に進めてもらうために開発された。