勉強会後の「待ちの姿勢」に注意
皆さん、たいへんご無沙汰しております。パートナービジネス領域のコンサルティングサービスを展開しておりますGrow up代表の佐々木です。私事ですが、2024年はじめに第二子を出産し、産休育休、新たな企業への参画を経てやっと少し落ち着いてきたので、筆を執らせていただきました。あらためて、これからよろしくお願いいたします。
近年セールス領域で非常に注目が集まっている「パートナーセールス」に関する記事を2022年から連載させていただいております。今回は第10回となります(記念すべき第10回! ありがとうございます!)。第9回ではパートナー企業に対する勉強会の目的や時間配分といった準備・運営をメインにお話しさせていただきましたが、今回は勉強会後のフォローについてお話しします。
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多くの企業では、パートナー企業に対してサービス勉強会を実施していますよね。その中で「勉強会は実施しているが、なかなか成果に結びつかない…」と悩んでいらっしゃる方は多いのではないでしょうか。その原因の多くが、勉強会を「やっただけ」になっていることにあります。皆さんも思い当たるのではないでしょうか。
- 勉強会のあとでお礼メールは送ったが、その後は連絡を取っていない
- 勉強会後の具体的な進め方について、パートナー企業と会話していない
- 勉強会後、幸いにも数件問い合わせはきたが、具体的な成果につながっていない
こうした状態は、勉強会をやっただけで、パートナー企業が能動的に動いてくれるのを待っているように見えますね。今日はこの「やっただけ」の事象と解決策についてお話しさせてください。