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「薄い営業トークでビジネスは動かない」と広告から教わった アタラ清水さんが考える営業とマネジメント

2019/08/05 07:00

変化のある業界で、マネジメントに悩んだ日々

――広告代理店からアタラへ転職されたきっかけは、何だったのでしょうか?

アルバイトから正社員になり、チーフになり、管理職になって、30~40名を見るようなマネジメントをするようになりました。そこでマネージャーという役職、中間管理職の仕事に疑問を持ちました。ウェブ業界だからかもしれないのですが、広告プロダクトが変化し続けるなかで、新しいことを知らない浦島太郎みたいな状態のマネージャーがどうやって、部下が成果を発揮できるような指示を出せるんだろうかと悩んだんです。

出した結論は「自分が成長した姿を見せるのがマネージャー。背中で見せていくのがマネジメントなのではないのか」ということで、後半はずっとそうやって仕事をしていました。1日中、管理職としてのミーティングも続きますが、自分の価値観に沿えばプレーヤーとしても成果を出さないといけない。残業が当たり前になってきて、日中のミーティングをすべて終えたあとで、自分が担当するコンサルタントとしての仕事をしていました。

ハードワークをしていますが、別に私は「広告が大好き!」なわけではなくて(笑)。プロとしての仕事をすればいいと思っています。でも人には愛着がありました。部下を成長させるため、自分が成長するはずだったんです。

あとは僕がリードしていくしかなかったという環境だったのもあります。僕自身が新しい刺激をもらって成長しているというよりは、自分が穴を掘っているので、自分が知っている景色でしか成長していかない。僕自身の成長が詰まってしまう感覚もありました。

 

アタラ代表の杉原とはもともと面識はあったのですが、そうやって悩んでいるところアタラと一緒に仕事をする機会があって。あらためて杉原の思想や考えかたが素晴らしいなと思ったこともきっかけです。杉原のことは尊敬していますし、一緒に仕事をすることで自分の成長につながって、それが辞めたあとでも前職の部下たちに良い影響を与えられるんじゃないかとも思えたんです。いまでも当時の部下をマネジメントしていると思っています。アタラの清水になったものの、私自身が成長する姿を見てもらって、少しでも成長してもらうきっかけになればいいなと思います。

――アタラについてもお話を聞かせてください。現在のお役割はどのようなものですか?

アタラでは執行役員として経営にも入りながら、コンサルタントたちを統括していく立場にあります。弊社は基本的にマーケティングにおける課題を解決するコンサルティング会社で、ふたつの柱があります。ひとつがGoogle・Yahoo・SNSの運用型広告を中心としたナレッジを提供し、顧客の広告パフォーマンスを上げていくコンサルチーム。もうひとつが、テクノロジーでマーケティングを解決するべくIT思考を強く持ったコンサルチームです。

コンサルタントは、それぞれ得意な分野もあるし、個性のあるメンバーが仕事をしています。ITの部分は自社製品もあるので、セールス的な側面もあります。


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