インサイドセールスを導入する企業が増えている一方で、「ノウハウがないから始め方がわからない」「リソースが不足していて成果につながりにくい」などの理由から、インサイドセールスの導入を諦める企業や失敗する企業も見受けられます。そうした企業におすすめなのが、インサイドセールス代行会社への業務の外注です。本記事では、業務委託をするメリットや、代行会社を選ぶポイントを解説したうえで、インサイドセールス代行会社・代行サービスの10選を紹介します。
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- インサイドセールスとは
- インサイドセールスの役割と業務内容
- インサイドセールスの課題
- インサイドセールス代行会社を利用するメリット
- 自社の人的リソースにゆとりが生まれる
- 専門的なノウハウを吸収できる
- プロが代行してくれるため成果につながりやすい
- 内製化をサポートしてくれることも
- インサイドセールス代行会社を利用するデメリット インサイドセールスを代行会社に依頼すると、人的リソースやノウハウなどの面でのメリットが期待できる一方、デメリットもあるため注意が必要です。 代行会社を利用するにあたり、自社の顧客データや売上データなどの機密情報を渡す必要があるため、セキュリティ面の不安が懸念されます。自社の大事な情報を渡せると信頼できる代行会社を見極めなければなりません。 また、情報の連携が難しいため、どのようなプロセスでインサイドセールスを進めているのか、どのようにアポイントを獲得しているのかなど、進捗状況やノウハウの共有が困難です。情報がブラックボックス化しないように、共通のツールを利用することや定期的なミーティングの実施などにより、情報連携を強化しましょう。 インサイドセールス代行会社の主な料金体系・費用の相場 インサイドセールス代行会社に依頼する際に気になるのが費用面。代行会社によって料金体系が異なるため、事前に確認が必要です。また、どのくらいの費用がかかるのか相場も解説します。 固定報酬型 固定報酬型とは定額料金を支払う方式で、成果に関わらず一定の報酬が発生します。一般的には1カ月や半年などの期間に応じた料金となりますが、アプローチ件数に応じた固定報酬が設定されている場合も。 相場としては、1カ月で約50~70万円程度とされています。 定額料金のため予算の見通しを立てやすい反面、成果が出なかった場合でも報酬を支払わなければなりません。 成果報酬型 成果報酬型とは、成果に応じて報酬が発生する方式です。インサイドセールスの場合は「アポイント1件につき〇円」という場合が多いでしょう。 費用の相場はアポイント1件につき15,000~30,000円ほどで、アポイント獲得件数が増えるほど料金は高額になります。 複合報酬型 複合報酬型は、固定報酬型と成果報酬型を合わせたような料金体系で、毎月の基本料金に成果に応じた報酬が加算されていく仕組みです。 相場は、基本料金が月額20~40万円、アポイント1件10,000~20,000円程度となっています。 インサイドセールス代行会社の選び方
- 自社が求めている業務内容を委託できるか
- どのような料金体系か
- 豊富な実績があるか
- 実務担当者の研修体制は整っているか
- コンサルティングやアドバイスなどのサービスはあるか
- セキュリティ面は安心か
- インサイドセールスの代行会社・代行サービス10選
- 1.soraプロジェクト
- 2.セイヤク(株式会社ウィルオブ・ワーク)
- 3.コムレイズ・インキュベート
- 4.BALES(スマートキャンプ株式会社)
- 5.セレブリックス
- 6.アースリンク
- 7.SALES ROBOTICS
- 8.コンフィデンス
- 9.DORIRU
- 10.ビートレード・パートナーズ
- インサイドセールスの代行を委託する際の注意点
- 進捗状況や成果を可視化できる仕組みを構築する
- アポイントの質を注意深く分析する
- フィールドセールスとの連携を強化する
- ノウハウを学ぶ
- まとめ
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