ラクスは、iOS のNFC対応や消費税法改正と軽減税率に伴い、2019年11月18日よりクラウド型経費精算システム「楽楽精算」の最新版Ver.9.5の提供を開始。
2019年10月の消費税法改正と軽減税率開始に伴うOCR機能のアップデート
「楽楽精算」は、スマートフォンにインストールした「楽楽精算」アプリで領収書を撮影すると、領収書読みとりを行うOCR機能により「日付・金額・取引先」の情報が自動で反映されるようになっている。
たとえば、ひとつの領収書内でふたつに消費税率(8%と10%)が混在する場合「楽楽精算」アプリで領収書を撮影すると、それぞれの消費税率ごとの合計金額が自動で読みとられるようになった。これにより、申請者が自分で消費税率8%の金額と10%の金額を分けて入力する必要がない。
iOS13バージョンアップに伴う交通系ICカード取り込み機能のアップデート
「楽楽精算」は、スマートフォンにインストールした「楽楽精算IC リーダー」を起動し交通系ICカードをかざすだけで、利用した経路と運賃をとりこむことができる。
今回、iOS13 バージョンアップに伴う取り込み機能のアップデートにより、iPhoneで直接とりこめるようになった。
業務とプライベートの履歴はシステム上で振り分けることが可能なので、会社用の交通系IC カードを用意する必要はない。また、AI による入力補助にも対応。過去の精算履歴より、乗車履歴以外の訪問先や負担部門、プロジェクトなどの情報を自動で追記し、交通費精算で発生する手入力を減らすことができる。