GOWiDEは、相手の状況を判別することで会話を促進するデスクトップアプリケーション「Xchat(クロスチャット)」(win/mac両対応)のベータ版提供開始を発表。
Xchatは離れた場所で働く同僚の状況を判別し、チーム内での音声による会話を促進するもの。ユーザーの登録したカレンダーやキーボードの利用状況などから、その人が会話可能な状態かどうかを判別し、表示。話しかけたいユーザーはキーを押しながら話すだけで同じ「ルーム」にいる人全員に声を届けることができる。
リモートワーク・テレワーク専門メディア「シゴトバ」を運営するGOWiDEは、テレワークが日本で普及しない理由を探るべく、さまざまな経営者・管理職・非管理職へのヒアリングを行った。結果、テレワークにおける最大の課題は「話しかけづらいこと」であり、これによって経営者がテレワーク導入で懸念する「情報伝達の遅延」や「連帯感の低下」が起こっていることが明らかになったという。原因について同社は「相手に気をつかう文化」が問題であると仮定。「気づかい文化×テレワーク」においてチームの力を最大化することを目的に「ちょっと話すこと」に対する心理的なハードルを取り払い、コミュニケーションを加速するツールとしてXchatを開発した。
Xchatの特徴
1.相手の状況がわかる
Xchat は相手のカレンダー・キーボードから「いま話しかけてもいいか」自動で判別し、表示。
2.操作がシンプル
キーをひとつ押して話しかけるだけで、いま同じ「ルーム」にいる人に声が届く。話しかけるときにXchatのウィンドウを開く必要もない。たとえばWordで記事を執筆中でも、登録したキーを押すだけでそのまま話すことができる。
3.音声のみ
ちょっとした会話の促進を目的としているため、ウェブカメラは使用しない。音声のみで会話するコミュニケーションツールとなっている。
今後は、ベータユーザーのフィードバックをもとに正式版リリースに向けて改善を行っていく。同社は「すべての人にテレワークという選択肢を。」をキャッチコピーに、Xchat を通じて人々が生活を第一に好きな仕事を選べる社会を目指す。ベータユーザー登録はこちらから。