テラスカイは、2025年7月にみずほ銀行とビジネスマッチング契約を締結した。これにともない、同社は専門組織を立ち上げ、全国のみずほ銀行の法人顧客に対して、Salesforceの販売・導入支援を本格的に開始した。

契約の背景
これまで大手企業を中心にSalesforceの導入・活用を支援してきたテラスカイは、近年、中小企業においてもクラウド活用の機運が高まっていることを受け、営業体制の強化を進めていた。
2024年の西日本支社オフィス増床に加え、2024年から2025年にかけて開発拠点となるサテライトオフィスを4地点で新設し、全国規模での営業・技術基盤を強化。この体制のもと、地域経済の要である中小企業のビジネスおよびDXを支援するみずほ銀行と、ビジネスマッチング契約の締結に至った。
事業のスケジュールと今後
- 知見の共有:テラスカイはみずほ銀行の法人顧客に、テラスカイグループが持つ累計2万1,000件以上の導入実績から得た知見とクラウドに関する専門知識を提供し、中小企業の顧客がDXを実現するべく伴走で支援する。
- ソリューションの提供:人材不足の課題を解決するため、テラスカイのグループウェア「mitoco」とSalesforceを組み合わせたソリューションを提供し、業務効率化を支援する。加えて、Salesforceが提供するAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」との連携ソリューションにより、精度のある財務分析に基づいた、先見的な経営戦略の策定を支援する。
- 体制の整備:テラスカイでは、みずほ銀行とのビジネスマッチング契約を背景に広域営業部門を新たに立ち上げた。2025年9月より、この新体制で稼働を開始し、テラスカイおよびグループ会社のテラスカイ・テクノロジーズが、Salesforceの導入から運用までを一貫して支援する。