LegalOn Technologiesは、自社開発のAIエージェント「Sela(セラ):AI営業アシスタント」を営業組織に導入した。
OpenAIの最新モデル「GPT-4.1」と同社独自の生成AI技術を活用した「Sela」は、商談中の営業担当に代わり、顧客から届く問い合わせ内容を読み込んだうえで、蓄積された過去のメールや公式情報を参照し、必要かつ適切な情報を自律的に一次返信する。これにより、顧客を待たせすることなく必要な情報を返信することが可能になる。
同社は「Sela」の導入により、営業効率および顧客体験の向上につなげ、営業組織の生産性10倍超を目指す。

導入の目的
LegalOn Technologiesは、全社戦略としてAIを活用した業務効率および生産性向上を2027年までに10倍にまで引き上げることを掲げ、すでに、ChatGPT、Gemini、NotionAI、NotebookLM、Claudeなど、さまざまなAIツールを導入・活用し生産性向上に取り組んでいる。
今回、同社の営業部門において、顧客対応迅速化による顧客体験の最適化と営業効率の向上を実現することを目指して、AI営業アシスタント「Sela」を独自に開発した。
Selaは、営業担当者に替わって、過去のメールのやりとりや社内外に蓄積された情報を参照して一次対応を行う。営業担当の商談中や営業時間内外でも、自律的に適切な情報をリサーチ・回答文面の作成・返信を実施するため、営業部門の効率化・顧客体験の向上を可能にする。
同社は、Selaの社内活用を通じて営業活動の生産性・効率向上を推進させる。また、社内活用を進めていくと同時に、よりパーソナライズされた提案機能の強化など、継続的な機能改善に取り組む。