オンデオマは、営業職で名刺を日常的に使用している人、名刺作成・発注担当者を対象に、「名刺切れと発注の課題」に関する調査を実施した。

約半数の営業職が名刺切れを経験

名刺の使用頻度について、営業職に「仕事で名刺を使用する頻度はどれくらいですか?」と質問したところ、次のような回答結果になった。
- 毎日(19.8%)
- 週に2~3回(38.1%)
- 月に数回(35.5%)
- 数ヶ月に1回またはそれ未満(6.6%)
「週に2~3回」「月に数回」と回答した人が多く、営業職は名刺の使用頻度が比較的高いことがわかった。

「これまでに名刺を切らして商談や展示会などでの営業活動に影響が出た経験はありますか?」と質問したところ、次のような回答結果になった。
- 5回以上ある(12.3%)
- 2〜4回ある(23.6%)
- 1回だけある(13.7%)
- ない(50.4%)
営業活動に影響が出た経験が「ない」という人もいるが、約半数が名刺を切らして営業活動に何かしらの影響が出た経験があった。
「5回以上ある」「2〜4回ある」「1回だけある」と回答した人に「名刺が切れた原因として当てはまるものを選択してください(複数回答可)」と質問したところ、「発注し忘れ・管理不足」(61.6%)がもっとも多く、次いで「急なイベントや商談で想定以上に名刺を使用した」(26.4%)、「納品に時間がかかった」(25.6%)という回答になった。
発注管理の不備や予期しない商談の増加、納品に時間がかかったことが、名刺が切れた主な原因であることがわかった。
名刺切れで商談や営業活動に出た影響とは
名刺が切れたことで、商談や営業活動にどのような影響が出たのか聞いてみたところ、次のような回答を得た。
- 個人の電話番号を伝えることができず、商談後のやりとりに支障が出た(30代/女性/大阪府)
- あとで連絡した際、先方に認知されていなかった(50代/男性/神奈川県)
- 先方と名刺交換ができず連絡が取れなかった(50代/男性/神奈川県)
名刺が切れたことで、その後先方と連絡が取れなかったり、認知されていなかったりとマイナスな影響が出たという意見が多く見られた。
名刺作成・発注担当者が困っていること第1位は「発注ごとの管理が煩雑」

次に名刺の発注方法について、名刺作成・発注担当者に「現在、名刺の発注を主にどのような手段で行っていますか?」と質問したところ、「メールやFAXなどで直接印刷会社に依頼」(39.6%)と回答した人がもっとも多く、「社内の総務・管理部門を通じて発注(総務・管理部門が印刷会社などへ発注)」(31.7%)、「会社指定のオンライン発注システムを利用」(19.5%)と続いた。
これにより、名刺の発注業務が今もアナログに依存している企業が多いことがうかがえる。また、総務・管理部門を通じて発注したり、オンライン発注システムを利用したりしている人もいることがわかった。

名刺作成・発注担当者に「名刺利用者から『急ぎで名刺を発注してほしい』と依頼された経験はありますか?」と質問したところ、約9割の人が「ある(88.6%)」と回答した。
急ぎの発注はどのくらいの頻度で発生するのか、「ある」と回答した人に「急ぎの名刺発注を頼まれることはどのくらいありますか?」と質問したところ、次のような回答結果になった。
- 頻繁にある(ほぼ毎月のようにある)(25.6%)
- ときどきある(年に数回程度)(60%)
- あまりない(年に1回あるかないか)(13.1%)
- ほとんどない(過去にほとんど経験がない)(1.3%)
約9割が「頻繁にある」「ときどきある」と回答したことから、さまざまな企業において一定の頻度で急ぎの名刺発注が発生していることがわかった。
名刺作成・発注担当者に「名刺作成・発注において困っていることがあれば教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「発注ごとの管理が煩雑」(31.9%)と回答した人がもっとも多く、「発注から納品までのリードタイムが長い」(31.3%)、「データの修正ミスが発生しやすい」(30.3%)が続いた。
名刺作成・発注サービスの選定で重視されていることは

「名刺作成・発注サービスを選定するうえで、重視している(または重視すべきだと考える)ポイントは何ですか?(上位ちょうど3つ選択)」と質問したところ、「納期の早さ」(68.1%)と回答した人がもっとも多く、「印刷コスト」(67.9%)、「発注管理のしやすさ」(53.7%)が続いた。
続いて、「名刺作成・発注担当者だけでなく各社員が自分で簡単に名刺を作成・発注できるサービスがあったら魅力的だと思いますか?」と質問したところ、約8割の人が「とても魅力的だと思う」(33.8%)、「やや魅力的だと思う」(48%)と回答した。
【調査概要】
「名刺切れと発注の課題」に関する調査
調査期間:2025年3月17日~3月19日
調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
調査人数:1,012人
調査対象:調査回答時に営業職で名刺を日常的に使用している人、名刺作成・発注担当者と回答したモニター
調査元:オンデオマ
モニター提供元:PRIZMAリサーチ