Bloom Actは、提供する資料動画化サービス「SPOKES」の導入および販売パートナーとして、トヨタシステムズと業務連携を開始したことを発表した。
導入の背景
トヨタ自動車およびトヨタグループを中心にインフラ、コーポレート、エンジニアリング、ファイナンスの各分野にITソリューションを提供しているトヨタシステムズでは、社内外でのプレゼンテーションにPowerPointはもちろんのこと、理解度向上のためにアニメーションおよび実写の動画を活用している。
しかし、動画制作にあたっては専門性が必要となるツールの利用や撮影・録音等などの作業が必要となることや英語など外国語を話せる従業員の確保などに時間と労力がかかっていた。
一方で、SPOKESはPowerPointに伝えたい内容を事前に入力しておくだけで、コメントを合成音声に変換しスライドの動画化を行えるため、容易に合成音声ナレーション付きの動画を作ることができる。また、ナレーションの読み上げは30以上の言語に対応しているため、多国籍な説明・案内の動画を作成することが可能である。
動画作成における工数を削減できるだけでなく、これまで海外出張時に紙資料で見せていた自社サービスの概要説明や提案資料などをSPOKES動画化して説明をナレーションに任せることで、言語に関係なく正確に内容を伝えることができるという点も評価を得ている。
トヨタシステムズでは、説明・案内をSPOKESと分業することで人的リソースやコストを削減できる点と、資料よりも「伝わる」情報発信ができることに期待し、導入に至った。
また、専門知識の有無にかかわらず動画作成ができ、多言語の読み上げにも対応しているため、トヨタグループ全社での社内外への情報発信にかかわる業務工数の改善に寄与できると感じ、自社での利用だけでなく新たに販売パートナーとしての業務提携も開始した。