「顧客起点」でおこなう営業手法「インテントセールス」を実現する「Sales Marker(セールスマーカー)」を開発・提供するSales Markerは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC 27001:2022(JIS Q 27001:2023)」の認証を取得したことを発表した。
「ISMS認証」取得の背景
Sales Markerは、顧客の興味関心(インテント)やニーズが顕在化するタイミングをとらえ、顧客の検討フェーズに応じた訴求内容でアプローチする「インテントセールス」を実現するSaaSとして「Sales Marker」を提供してきた。
Sales Markerでは、1日平均約50億レコードのインテントデータと独自のAI技術を活用し、企業におけるインテントセールスの実践を支援している。顧客が長期にわたって安心してサービスを利用できるよう、情報セキュリティの確保は経営の最重要課題のひとつと位置づけている。同社では、これまでも、情報セキュリティの強化に注力してきたが、さらなる信頼性の向上と安全性の確保を目指し、第三者の審査による国際規格の認証を取得することとなった。
<ISMS認証取得の概要>
登録番号 | IS 811960 |
登録組織 | Sales Marker |
登録範囲 |
AI技術を基盤としたクラウドサービス(SaaS)の 企画・開発・提供、およびコンサルティング |
適用規格 | ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023 |
登録日 | 2024年10月21日 |
有効期限日 | 2027年10月20日 |
審査登録機 | BSIグループジャパン |
「ISMS認証」とは
ISMSとは、情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System)の略称で、組織の情報セキュリティを管理するための仕組み。今回取得した「ISO/IEC 27001」はISMSの国際規格であり、情報セキュリティの3つの要素(機密性・完全性・可用性)を構築して運用するための枠組みを定めている。
ISMSの認証プロセスでは、独立した第三者であるISMS認証機関が、公正な観点から組織のセキュリティ対策・管理状況を評価する。ISMS認証は、組織が「ISO/IEC 27001」に沿った適切なセキュリティ管理体制を持っていることの証明となる。