エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIは、法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」のセールス業務に特化した「exaBase 生成AI for セールス」の提供を開始した。
提供の背景
exaBase 生成AIは、2023年6月のサービス開始より約550社、5万以上のユーザーが利用している(2024年7月末時点)。exaBase 生成AIを活用している企業の営業部門では、商談準備のための分析、提案資料やシナリオ作成などの準備、商談後の議事録作成やタスクの洗い出しなどさまざまな業務において、業務の効率化を図っている。
Exa Enterprise AIのセールス部門では、顧客からのフィードバックと同社の営業ノウハウをもとに、プロンプトを作り活用してきた。その結果、営業ひとりあたりの業務時間を月間約20%削減し、新規商談数の増加や顧客と向き合う時間を増やせた。また、インサイドセールス部門では、平均荷電接続率が45%を超え、受注率の向上に寄与している。
これらの知見をもとにExa Enterpriseでは、営業の仕事に携わる顧客が活用することで、業務効率の改善および受注率の向上につながることを目指したexaBase 生成AI for セールスを提供することに至った。
「exaBase 生成AI for セールス」の特徴
1.営業担当の業務時間削減を可能にするプロンプトを実装
テンプレートに3つの情報を入れることで商談時のロールプレイングをテキストベースに実施することが可能になるなど、営業担当のスキル向上・アポの獲得率向上に直結するプロンプトを提供する。
2.安心して使えるセキュリティ
学習データとしての利用禁止に加え、入力データを国内で完結など、安心して使用できる機能を搭載。
3.GPT-4oを国内リージョンで提供可能
日本マイクロソフトとの連携により、GPT-4oの提供が可能になり、生産性の向上に寄与する。