カオナビが提供する予実管理システム「ヨジツティクス」は、会計システムなどの実績データを取り込む「実績アップロード機能」を2024年9月中にリリースすることを発表した。
本機能により、会計システムや販売管理システムから出力した実績データをヨジツティクスに取り込み、自動で仕分けが可能になる。また、データを取り込む際に発生していた、フォーマットの加工や項目名の変換などが不要になる。
開発の背景
経営企画などの部署では、会計システムや販売管理システムから出力した実績データを表計算ソフトに取り込むために、マクロを組み、予実管理を行っている企業が多い。一見、マクロによって業務が効率化しているようだが、組織変更や管理項目の変更が生じた場合、マクロの組み直しやメンテナンスに時間が費やされる。また、作業が属人化しており、担当者が変わった際に正確性が担保できないなどの課題もある。
カオナビでは、このような課題を解決するために、会計システムや販売管理システムから出力した実績データをヨジツティクスに取り込み、自動で仕分けする機能を開発した。
新機能「実績アップロード機能」で期待できること
- 会計システムや販売管理システムから実績データを取り込む際に発生していた、フォーマットの加工や項目名の変換などが不要になる
- 会計システム上の勘定科目とヨジツティクス上の管理項目が異なる場合でも、取り込む際に容易な条件設定を行うだけで、自動的に仕分けをする
- 表計算ソフトで行っていた予実管理をスムーズにヨジツティクスに移行できる