Sansanは、あおぞら銀行が中期経営計画における「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」の一環として(※)、営業DXサービス「Sansan」を全部署で導入したことを発表した。
※あおぞら銀行「中期経営計画関連資料」(2023年5月17日発表)
サービス導入の背景と期待する効果
あおぞら銀行では、DXリテラシーの向上やデジタル化による業務効率化など、さまざまな施策を推進している。あおぞら銀行は、Sansanを全部署で活用し、行員の名刺・接点情報を集約して顧客データベースを構築することで、戦略的な営業活動を実現できると考え、今回の導入に至った。
行員の人脈を一元管理し、全社で有効活用
Sansanは、AI技術とオペレーターの手入力により、名刺の情報をデータ化する。また、紙の名刺だけでなく、デジタル名刺やメールの署名なども含めて、顧客との接点情報を全社で管理・活用できる。あおぞら銀行では、これまで各行員が名刺・接点情報を個別に管理していたが、全部署でSansanを導入することで、行員の人脈を一元管理し、全社で有効活用できるようになる。
名刺交換相手の企業・人物情報をタイムリーに把握
Sansanでは、データ化した接点情報に、従業員数や売上などの企業情報や異動・昇進といった人物情報などを自動で付与するため、登録した顧客について最新情報をタイムリーに把握できる。あおぞら銀行では、最新の顧客情報に基づきアクションを取ることができるため、営業活動の生産性が向上する。
企業データベースを活用し、戦略的な営業活動の推進
Sansanでは、100万件を超える企業情報があらかじめ搭載されている。業種やエリア、売上高などの企業情報、有価証券報告書、役職者情報などが集約されており、接点の有無を問わず最新の企業・人物情報を把握できる。あおぞら銀行では、企業データベースと行員の接点情報を組み合わせることで、アプローチすべき企業を明確化し、戦略的な営業活動を推進する。