グロービスが提供する学習管理システム「GLOPLA LMS(Learning Management System)」は、人材育成業務の従事者を対象に「人材育成における課題」に関する調査を実施した。
調査結果詳細
人材育成業務上の課題、上位は「育成戦略」「データ活用」に集中
人材育成業務に携わっていると答えた500名に対して業務上の課題をたずねたところ、「中長期的な育成戦略」(35%)に続き、「データの分析」「短期的な育成戦略」「人材データの一元管理」「データの収集」が上位となり、「戦略」「データ活用」が課題となっていることが明らかになった。
「人材育成業務上の課題解決、検討したことがない」が約3割 理由は「時間が無い」
人材育成業務上で感じた課題に対する検討状況をたずねたところ、過半数は検討をしている一方で、約3割が検討したことがないという回答だった。
さらに、解決を検討したことがないと回答した人に対してその理由をたずねたところ、「現行の業務負荷が高く、人材育成に十分な時間を割くことが難しいため」が34.3%となった。
また役職別でみると、人材育成業務に携わる人の中でも「課長・係長・主任」(あるいは、それに相当する役職)において、人事育成上の課題解決を検討したことがない人が多いという傾向が見られた。
その理由について、「課長・係長・主任」の中でとくに多かったのが、「現行の業務負荷が高く、人材育成に十分な時間を割くことが難しいため」で、全体傾向よりも高い39.7%だった。
【調査概要】
調査期間:2024年3月19日~3月25日
調査方法:インターネット調査
調査対象:従業員希望300名以上の企業に所属する、「社員の育成」に関わる方
調査人数:500名
モニター提供元:クロス・マーケティング