法人向けソフトウェアパッケージ、クラウドサービスを提供するハンモックは、岩手銀行が、クラウド型名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」を導入したことを発表した。
導入の背景と期待される効果
岩手銀行は、1932年の創立以来「地域社会の発展に貢献する」「健全経営に徹する」のふたつの経営理念のもと、岩手県のリーディングバンクとして、さまざまな金融サービスを通じて地域社会の発展に貢献してきた。
顧客のライフスタイル変化や、金融サービスのデジタルシフトに対応していくため、DX推進に注力。その一環として、名刺をはじめとした顧客情報を効率的にデジタル化し、セキュアな環境で行内共有できるクラウドサービスを模索した結果、名刺管理ツール「ホットプロファイル」の導入に至った。
ホットプロファイルは、名刺を登録するだけで、セキュリティが強化されたクラウド環境内に顧客データベースを作成できる。行内の人脈を可視化することで、営業活動の属人化や引き継ぎ漏れを防止する。また、スマートフォンアプリの活用によって、各行員が所持している業務用スマートフォンから、容易に顧客情報や折衝履歴を確認することが可能になる。
さらに、部署や役職、業界や業種、メール配信履歴など、さまざまなセグメント別にメール配信ができる機能により、顧客ごとの関係性に応じた適切なアプローチが可能になる。これにより、行内のネットワークを最大限に活用した、効果的な営業活動を目指す。