SMBは、社会人2、3年目の社員を対象に、若手社員の「評価」に対する不満調査を実施した。
現在の業務内容や自身の評価について満足している?
「現在の業務内容に満足していますか?」と質問したところ、「非常に満足している」が12.4%、「やや満足している」が49%、「あまり満足していない」が27.7%、「全く満足していない」が10.9%という回答結果になった。
「非常に満足している」「やや満足している」と回答した人を合わせると、6割以上が現在の業務内容に満足しているようだが、「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した人を合わせると、満足していない人が3割以上いることが示された。
そこで、「自身の評価が適切にされていると感じますか?」と質問したところ、「とても思う」が15.3%、「やや思う」が48.6%、「あまり思わない」が25.7%、「全く思わない」が10.4%という回答結果になった。
評価に対する不満の理由は「評価基準が不明確」「上司とのコミュニケーション不足」
前の質問で「あまり思わない」「全く思わない」と回答した人に「不満を感じる主な理由は何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、「評価基準が不明確」(46.8%)と回答した人がもっとも多く、次いで「上司とのコミュニケーション不足」(35.8%)、「自己評価と上司の評価のギャップ」(30.2%)と続いた。
「自己評価に対する評価/フィードバックをどの程度受けているか教えてください」と質問したところ、半数以上の人が「定期的に受けている(13.7%)」「たまに受けている(44.5%)」と回答した。
次に「どの程度の頻度で評価/フィードバックを受けたいですか?」と質問したところ、「四半期に一度」(30.3%)と回答した人がもっとも多く、次いで「月に一度」が29.7%、「半年に一度」が20.2%と続いた。
さらに、「評価してほしいポイントは何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、「スキル評価(専門知識・技術の取得など)」(48.7%)と回答した人がもっとも多く、次いで「定量的な評価(目標達成度、売上・利益など)」が42.7%、「成長意欲」が32.8%と続いた。
評価の可視化が必要だと思う人は7割以上
「評価の可視化がどの程度必要だと感じますか?」と質問したところ、7割以上の人が「非常に必要(23.4%)」「やや必要(49%)」と回答した。
次に「評価の可視化のためにツールを導入することについてどう思いますか?」と質問したところ、7割以上の人が「とても魅力的(24.6%)」「やや魅力的(51.7%)」と回答した。
評価ツールにもっとも求める機能は「パフォーマンスの定量的評価」
前の質問で「とても魅力的」「やや魅力的」と回答した人に「評価ツールに求める機能を選択してください(複数選択可)」と質問したところ、「パフォーマンスの定量的評価」(54.9%)と回答した人がもっとも多く、次いで「フィードバックの記録と閲覧」が45.8%、「コミュニケーション履歴の管理」が37.4%と続いた。
最後に、「評価ツールを導入することで期待する効果を教えてください(複数選択可)」と質問したところ、「評価基準の透明性が向上する」(40.4%)と回答した人がもっとも多く、次いで「フィードバックの頻度が増える」が37.8%、「自己成長の実感が得られる」が35.1%と続いた。
【調査概要】
「若手社員の「評価」に対する不満調査」
調査期間:2024年7月9日~7月10日
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査人数:1,034人
調査対象:調査回答時に社会人2、3年目であると回答したモニター
調査元:ひまわりコーポレーション
モニター提供元:PRIZMAリサーチ