モノグサは、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を活用した「営業スキル定着サービス」の提供開始を発表した。あわせて、3期以上連続で増収している企業に勤める営業推進・営業教育・営業企画担当者106名を対象に、成長企業の営業研修に関する実態調査を実施。営業教育における「ロープレ」の有用性を確認した。
「Monoxer」を活用した「営業スキル定着サービス」について
営業スキルの育成において、多くの組織が研修やe-learningを通じて教育を行っている。しかし、学びの環境が同じであっても、個々の営業スキルの習得度や成果には大きな差が生じることがある。その要因のひとつとして「抽象的な概念」を「具体的な行動」に落とし込めないことが挙げられる。
このような背景からモノグサは、「Monoxer」を活用した「営業スキル定着サービス」の提供を開始した。営業スキルの習得においてBANT条件の確認のような「抽象的な概念」を提供するだけでなく、営業トークの習得や活用方法をはじめとする「具体的な行動」を学習者に明確に示し、具体と抽象を行き来しながらトレーニングを重ねることで、営業スキルの早期習得を支援する。
セールストークの「定義」「定着」「評価」をサポート
調査結果より、営業教育における「ロープレ」の有用性を多くの人が実感していることがわかった。モノグサは、Monoxerを活用した「営業スキル定着サービス」の提供により、従来「ロープレ」としてナレッジ・スキル習得をしていたものをより効果的にできるように支援する。とくに、「ロープレ」を実施するうえで重要となるセールストークの定着について、「トークの定義」「トークの定着」「トークスキルの評価」をサポートし、記憶から営業人材の育成サポートをする。
調査結果
成長企業の約7割が営業教育で「ロープレ」を実施、「商品・サービスへの理解・説明力の向上」「提案数の向上」「問題解決力の強化」などの効果を実感
「あなたの企業では、営業教育の一環としてロープレを実施していますか。(n=106)」と質問したところ、「実施している」が約7割の69.8%、「実施していない」が24.5%という回答になった。
また、「ロープレを実施している」と回答した人に、「ロープレの実施により実感している効果を教えてください。(複数回答、n=74)」と質問したところ、「商品・サービスへの理解・説明力の向上」が51.4%、「提案数の向上」が50%、「問題解決能力の強化」が47.3%という回答になった。
7割以上が「今後、ロープレの頻度を上げたい」と回答
「ロープレを実施している」と回答した人に、「今後、ロープレの頻度をさらに上げていきたいと思いますか。(n=74)」と質問したところ、「非常にそう思う」が37.8%、「ややそう思う」が37.8%が回答し、7割以上がロープレの頻度を上げたい意向を持っていた。
また、「今後、ロープレの頻度をさらに上げていきたいと思いますか。」に「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「ロープレの回数を増やしたいと思う理由を教えてください。(複数回答、n=56)」と質問したところ、「実践形式で行う方がスキルの習得が早いから」が64.3%、「PDCAを迅速に回せるから」が53.6%、「商品知識やよくある質疑応答への対応が十分にできていないから」が48.2%という回答になった。
【調査概要】
調査名称:成長企業の営業研修に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年6月13日〜6月14日
有効回答:3期以上連続で増収している企業に勤める営業推進・営業教育・営業企画担当者106名