ソフトブレーンは、提供するSFA/CRM「eセールスマネージャーRemix Cloud」の機能を拡張して業務DX化を支援するため、各社クラウドサービスとの連携アプリを提供する取り組みを開始した。今後はソフトブレーンのアプリストア「esm linkage」で公開し、連携アプリも順次追加していく。
連携アプリにより、各社クラウドサービスとeセールスマネージャーRemix Cloudがシームレスに連携可能となる。第1弾として、Microsoft 365 Outlookカレンダーとの連携アプリの提供を開始した。
同サービス提供の背景
近年、多くの企業が業務遂行のために複数のクラウドサービスを使用している。人手不足や働き方改革が進む中、業務DX化を推進して生産性を向上することが企業の課題となっていることなどを背景に、業務で使用している各クラウドサービスのデータへのシームレスな連携が求められている。
しかし、各データ連携の要件整理や連携開発、各クラウドサービスの連携インターフェースの更改への追従など、連携開始まで時間やコストを要することなどが、業務DX化への障壁となっている。
「esm linkage」概要
eセールスマネージャーRemix Cloudを利用中のユーザーは、アプリストア「esm linkage」上にある希望の連携アプリを選択し、画面上で初期設定を行うことでデータ連携を開始できる。また、各クラウドサービスの連携インターフェースの更改は自動的に追従するため、保守運用も不要。
今回ソフトブレーンは、Microsoft 365 OutlookカレンダーとeセールスマネージャーRemix Cloudスケジュールを連携するアプリの提供を開始。今後は40件以上のクラウドサービスとのコネクタ(※)を開発し、コネクタを利用した連携アプリを「esm linkage」に順次追加・拡充していく。
※コネクタ:各クラウドサービスのAPI接続を可能にする部品