LinkedInは、事業の拡大と従業員数の増加に伴い、日本法人の本社を東京ミッドタウン・タワーの新オフィスに移転する。
これまでの5倍の広さを持つ新オフィスは、LinkedInの従業員だけでなく、クライアントやLinkedInメンバーと最適な交流をするために設計。新しいオフィスでは、スキルベースの採用やLinkedInを効果的に活用するセッションを開催し、キャリアを築く学生やプロフェッショナルを支援する。
またオフィス併設でAPACで唯一となる、LinkedInラーニングのコンテンツを制作するライブアクションステージ形式のメディア制作機能を備えた「ウィスパーブース」を2024年中に開設する予定。
デザインは、日本の伝統的な釘を使わずに木材を組み合わせる技法である「木組み」構造に着想を得て設計。また、世界中のLinkedInオフィスロゴはその地域の意味が込められたものをモチーフに制作しているが、日本の新オフィスでは、伝統的な修復技術の「金継ぎ」をモチーフに制作された。
LinkedIn日本代表 田中若菜氏コメント
新オフィスは、チームワークと創造性を促進するさまざまなコラボレーションスペースがあり、従業員は最適な働き方と場所を選択できます。さらに、朝食や昼食などのケータリングサービスを提供します。これらは、生産性とコラボレーションをサポートするだけでなく、さまざまな働き方や好みに対応することで、健康的なワークライフバランスにも貢献します。
また、単に従業員が働く場であるだけでなく、東京のコミュニティ、特に学生のハブとなることを目指しています。LinkedInでは、世界的に18歳から24歳の間にプロフィールを作成するメンバーが増えています。私たちの目標は、オフィスでの魅力的なセッションやワークショップを通じて、学生が自分のキャリアのオーナーシップを持てるようにすることです。これらのコミュニティ中心の活動を主催することで、参加者が貴重なつながりを築き、労働市場で成功するために必要な実用的なツールを獲得できるように支援していきます。