Sansanは、エネルギー業界大手である大阪ガスとそのグループ会社(あわせてDaigasグループ)に、営業DXサービス「Sansan」および「Sansan Data Hub」を導入したことを発表した。
導入により期待する効果
- グループ横断での顧客基盤の構築を推進
Daigasグループは、グループ間の連携をより強化し、顧客データをSansan上に蓄積することで情報を可視化することを目指している。グループ内で人物情報や商談履歴を共有することで、商談前の情報収集にSansanを活用したり、次の商談機会の創出につなげたりすることができ、営業活動の生産性向上に寄与している。グループ会社同士の連携や顧客接点の把握が効率的に行えるようになることで、既存顧客との良好な関係性維持や新規顧客へのアプローチを加速させる。
- 外部システムとのデータ連携により、最新データを活用
Daigasグループは、SFAなど社内で使用するデジタルツールのデータを統合し活用するため「Sansan Data Hub」を同時に導入した。Sansan Data Hubの名寄せ技術により、人物を含めた顧客情報を最新の状態に保つことが可能。データ連携する外部システムのデータベースを自動でメンテナンスするため、顧客管理にかかる工数を削減する。
「Sansan」について
Sansanは、名刺やメールの署名、ウェブフォームの入力内容といった顧客との接点から得られる情報をデータ化し、やりとりの回数を含めた接点情報の一元管理を可能にする営業DXサービス。また、100万件以上の企業情報をあらかじめ搭載し、企業の業種や従業員規模、売上高、役職者情報といった顧客に関する情報を営業やマーケティング活動に活用できる。さらに、外部システムと連携しデータを統合させることで、ガバナンス強化やリスクマネジメントなど営業以外の目的でデータを幅広く活用することも後押しする。