SaaS比較サイト「ボクシルSaaS」やインサイドセールス支援サービス「BALES(ベイルズ)」を運営するスマートキャンプは、「KDDI Open Innovation Fund 3号」から資金調達を行い、KDDIと業務提携したことを発表。
スマートキャンプはKDDIとの業務提携を通じて、SaaS企業の認知度向上からリード獲得、商談、受注、請求まで、マーケティング・営業活動をワンストップでサポートするプラットフォームを構築する。
スマートキャンプが、SaaS企業のリード獲得から商談化までをオンラインで支援しているなかで、オフラインおよびさらにその先の受注、請求までを含めたワンストップ支援に関する相談が増えてきていたという。
また、富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2017年版」によると、国内のSaaS市場は今後も年平均成長率15%を超える勢いで2021年までに約5,800億円に拡大すると予測されている。SaaSの種類・活用の広がりを背景に、比較検討における情報収集の難しさやライセンス・支払い管理の手間などが今後、大きな課題になるとスマートキャンプは予想。
スマートキャンプは今回の業務提携により、KDDIが保有する法人向け通信サービスやクラウドサービスの販売チャネル、および契約・請求管理の仕組みと連携することで、オンライン・オフライン両面において、SaaS企業のマーケティング・営業活動をワンストップでサポートすることを目指す。
また、スマートキャンプは今回の資金調達・業務提携の発表を記念し、同社のVision/Mission/Valuesや評価制度、給与テーブルなどの詳細をまとめた「会社説明資料」を公開。採用活動も積極的に行っており、「主要メンバーとのカジュアル面談」の機会も用意しているという。