Sansanは、営業DXサービス「Sansan」について「スマート接点管理」機能の提供を開始した。同機能によってSansanとメールサーバーを連携することで、顧客とのメールでのやりとりが自動的にSansanへ蓄積される。これにより、名刺交換やメール、電話、面会といった顧客とのあらゆる接点を可視化。自社と取引先間の活動量や人物のつながりを組織全体で共有でき、顧客への戦略的なアプローチや営業マネジメントなど、さまざまな営業活動に活用できる。
「スマート接点管理」機能概要
Google Workspace GmailやMicrosoft 365 Exchangeなどユーザーが使用しているメールサーバーとSansanを連携させることで、メールでの接点を自動的にSansanへ取り込むことができる。これにより、Sansan上で閲覧できる取引先の会社詳細や組織ツリーに日々のメールでのやりとりの量を「接点数」として表示できるようになる。
同時に、名刺交換やメール、電話、面会といった顧客との接点の種類と量を時系列で可視化できる「接点表示」機能を実装した。
顧客との接点を可視化
顧客との接点が時系列で表示され、やりとりの推移を組織全体で共有できることで、過去の営業活動の経緯や顧客の最新状況を把握することができる。これにより、顧客への定期的なコンタクトや営業活動の最適化を後押しする。
取引先のキーパーソンとのつながりを明確化
名刺交換の情報から取引先と自社の人物の関係を可視化していた従来の組織ツリーへ、メール、電話、面会での接点が追加されることで、キーパーソンとの最新のつながりを把握できるようになる。可視化する接点の種類が増えることで社内の人脈の解像度を上げ、戦略的なアプローチを後押しする。
全社横断での顧客データベースを構築
営業部門だけでなく、インサイドセールスやカスタマーサクセス、マーケティング部門も接点情報を活用することで、休眠顧客の掘り起こしや既存顧客との適切な関係性維持、マーケティング施策のための企業・顧客へのアプローチの効率化を支援。社内にある必要な情報にたどり着きやすくなり、業務生産性の向上にも貢献する。