Sansanは、キヤノンメディカルシステムズ(以下、キヤノンメディカル)が営業DXサービス「Sansan」を導入したことを発表した。今回の導入によりキヤノンメディカルは、国内の全拠点が持つ顧客情報をSansan上で一元管理し、営業活動の生産性向上やデータにもとづく営業戦略の立案に取り組む。
Sansan導入の背景
キヤノンメディカルは、キヤノングループのメディカル事業の主軸として世界150以上の国と地域で事業を展開し、画像診断機器領域で国内トップクラスのシェアを持つ医療機器メーカー。医療現場では、業務のさらなる効率化や質の向上が求められており、より多くの医療機関に新たなソリューションを提供する必要が生じている。そのような背景から今回、Sansanを導入した。
Sansanは、標準搭載された100万件を超える企業情報と組織内の人脈情報を組み合わせて、利用企業ならではのデータベースを構築できる営業DXサービス。今回の導入によりキヤノンメディカルは、すべての国内拠点が持つ顧客情報をSansan上で一元管理し、共有・可視化を容易にすることで、データの利活用による営業DXの推進と営業生産性向上を目指す。
Sansan導入で期待される効果
「メディカル接点マップ」機能の活用
「メディカル接点マップ」は、病院に対する接点を診療科・部門ごとに把握することができる機能。
医療機関を顧客に持つユーザーは、本機能を活用することにより病院特有の組織構造に対応した接点情報を可視化することができ、データをもとに医療機関向けの営業戦略を立案することができる。
「スマートセミナー」機能の活用
見込み顧客の獲得や製品理解の促進を目的としたオフライン・オンラインセミナーを開催する際に、Sansanの「スマートセミナー」機能を活用すると、セミナー告知や開催後の顧客管理を一気通貫で行うことが可能になる。
運営にかかる工数を削減することで、本来注力すべき企画立案やコンテンツ制作に時間を費やすことができ、マーケティング施策の効果の最大化が期待できる。